橙色の灯
傷だらけのテーブル
自問自答する
ぼくには彼女の持つ雰囲気を壊せそうにない

果物と香水の匂い
何処にも時計が無い
優しいあの子が囁く

「 あの可愛い仕草の子猫だってきみよりは
  上手く心を閉ざすんだろうね 」

結局ただの一度として触れることは出来なかった
髪と胸と唇と
酒と肉と歌と
いったい ぼくはぼくが何を欲していたのかも
よく解らない

それにしても
純情 ・・・ なんて

冷たい空気
生温い風
酷い有様
グラスの氷が溶けた
お別れ
あの子の事は
別に
さよなら
うるさい
このまま
だまって
好き
いま

ないよ

結局ただの一度として紡ぐことは出来なかった
声も時も涙も
陳腐な愛も心も
もはや ぼくはぼくが何を恐れていたのかも
よく解らない
それにしても
純真 ・・・ なんて

言い訳 ?
好い訳 ?
良い訳 ?

ないよ


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