追いつめられた先で刻まれては流れ
かろうじて佇とうとするものの行方
風は鏡の中ばかりを吹きそよぐ
黙されがちな明日の方向へ

疲れて
眠りの戸口に滑りこもうとするのに

閉じた唇に
言いかけた言葉が宿っている
そのわずかな隙間に
命の水を流し込んで

ひっきりなしに流れる雲の向こうで
月は満ちようとしているらしい
言いかけていたのは誰だったか

、、、ぼくはひとりおよげない


 

 

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