夜と太陽の化学反応
奇跡のようなあの色彩は朝と呼ばれるもの

世界は新たな世界と融合して
未完成な夢は確かなものへと変わる

悲しみを与えてくれた世界は
悲しみを知らない明日を包み込み
夜はまた沈んでゆく

風の隙間に垣間見えた季節の灯は
淡い幻であるかのように迷走する風景

ぼくの世界は
どうも寂れてしまったようだ

遠い全てのはじまりに
世界から受け取った
最初の愛すらも
忘却へ消えてしまうほどに
 
世界が与えてくれた沢山のものは
黄金色に溶かされる残月の中

 


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