白い長方形をした無菌室
あなたは横たわって何かを吐き続けている

あなたの心臓へと繋がっている細い管
あなたの視界は光さえも感知しない
あなたの悲鳴はただの溜息
あなたの孤独は壁の白さに押しつぶされる

あなたを救うと言ったひとは
今日も窓越しあなたを観るだけ
あなたを待つと言ったわたしは
何を待っているのかわからなくなった

あなたの血腋はどこへと廻る
あなたの身体はどこへと還る
あなたの孤独はどこへと宿る
あなたの声はどこへと届く

わたしはあなたの面影を思い出すのに
どのくらいの時間を要することになる

目眩

そうそれは
動かなくなる直前のあなたに似た

 


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