筆削りには若干のコツがいる
差し入れる鉛筆の角度が悪いと
折れて芯のない鉛筆ができ上がる
差し込まれる言葉の具合によっても
折れた芯が端から胸に溜まっていくので
わたしは時に沈黙の鉛筆になる

世界で最も知らされない消息
吐息は所在なげに消えていく時のレクイエム

 

 


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