「 離婚するの 」 奥さんは言った
「 だからって自棄にならなくても 」 ぼくは優しく諭すように言った
「 次の出会いがありますよ 」 我ながらそれはうわべだけのように聞こえた
「 いいの、、 」 奥さんは力なく首を横に振った
「 次に付き合う人はきっとデブ専なんだわ わたしには分かるの 」
「 もう新しいお相手がいるんですか? 」
「 ううん ただの予言 」外ではフクロウがホウホウと鳴いていた
奥さんがはなを啜る音が聞こえた
奥さんはそうやって悲しみを吐き捨てているのかもしれないと思った
結局どんな涙でごまかしたところでぼくらは人間でしかない、、だった
ぼくは人間にならなくっちゃだめだなぁと思いながら 首を360°回すフクロウの鳴き声が聞こえた